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代表者ご挨拶

独自の「織」「縫」技術をいかして
お客様の想いを紡いでまいります。

1931年に私の祖父、平澤 嵓によって創業した弊社は、おかげさまで90年超の歳月を歩んでまいりました。テープ、ベルト、組み紐類の販売業からスタートし、官需向けの厚地細幅テープの製造、終戦後には衣料向け織物製造にも携わるようになりました。1950年代からはリュックサックの生産に取り組み始め、当初は欧米への輸出を中心に展開しておりましたが、70年代に日本初の国産デイバックブランド「ワイルドグース」を立ち上げ、日本のデイバックの普及に大きく貢献したと聞いております。

現在では創業以来培ってきた「製織」と「縫製」という二つの加工技術を併せ持つユニークな存在として、高強度スリングベルトなどの産業資材、高耐久服飾用ベルト、デイパックやアウトドア製品など、多岐にわたる製品をご提案させていただいています。

弊社が順調に成長してこられましたのも、ひとえにお取引先様各位の絶大なるご愛顧、ご支援のおかげと感謝申し上げます。2014年に埼玉県鶴ヶ島市の自社工場が大雪により倒壊し、1年以上もの間、生産停止を余儀なくされた際も、お客様やお取引先様の存在が大きな力となりました。お客様の想いにお応えしようと社員一同が力を結集し、難局を乗り越えることができましたのも、お取引先様及び仕入先様との信頼関係があったからこそ。このことを決して忘れることなく、皆様のご要望にしっかりと応えて参りたいと存じます。

そのためにも不変としておりますのが「特殊性にこだわったモノづくり」です。今の時代、多くの製品が国外で安価に生産されていますが、私たちは「Made in Japan」にこだわり、高品質なモノづくりを続けています。少量多品種生産はもちろん、少子高齢化や価値観の多様化が進行する状況に沿った、あらゆるご要望に対応しております。時代の変化のスピードが予想以上に速い今の時代だからこそ、安心して依頼いただけるパートナーとして日々技術を磨き、技術レベルの向上を図ってまいります。

次の世代への技術の継承として、人材の多能工化をはかり、効率の向上、品質の向上を図る取り組みにも注力しています。生産現場の無駄や無理を徹底的になくし、良いものだけを効率良くつくりだすことをめざすとともに、製織の際に出る余り糸や生地裁断後の残り布のリユース、リサイクルにも励み、人にやさしく、地球にもやさしい、循環型社会構築の一翼を担えるよう、邁進していく所存です。

今後も三信製織は、「織」「縫」の力で新しい価値と可能性を創りだし、お客様の想いを紡いでまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

経営理念

一、考えそして行動する
一、全員経営体制

企業理念

我々は特殊性にこだわる